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神様の贈り物
(柳の葉に命を与えたのは神様)

天の上に住むカンナカムイ(雷神)の妹は、ひまをもてあまし、沙流川と鵡川の水源地、シシリムカ カムイヌプリにおりたちました。
ところが、川下のどのコタン(集落)の家々からも、煙が立ちのぼる様子はありません。
不思議に思ったカンナカムイの妹は、人々の話に耳をかたむけました。
「飢饉で食べるものがない。どうしよう。」途方に暮れている人々を救おうと、雷神の妹は、天に向かって大声で助けを求めました。
天上のススランペッの畔にある、神の集落ではおおいに驚き、フクロウの女神が柳の枝を杖にして、魂を背負い地上に舞い降りました。
柳の枝を、どの川に流そうかと、フクロウの女神は神々と話し合い、「沙流川の水はきれいだが、男川で気が荒いから、女川の鵡川に下ろした方がよいだろう」ということになったのです。
魂を入れた柳の葉を、鵡川に流したところ、みるみるススハム(柳の葉の魚)になりました。

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